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そういえば、我々が普段使う水道はどこで飲んでも安全なのかな?
もちろん安全だよ。ここでは、普段あまり気にしていない水道の安全性について一緒に見ていこう。
広島市水道局では、お客さまに安全でおいしい水をお届けするために、河川などの水源から浄水場、各家庭のじゃ口に至るまで定期的に水質検査を行い、水道水の水質管理に万全を期しています。

広島市水道局では、水源8か所、浄水場7か所、じゃ口91か所で定期的に水質検査を行っています。このうち、じゃ口22か所では遊離残留塩素などの検査を毎日実施しています。さらに、じゃ口6か所には水質監視装置を設置し、遊離残留塩素などを24時間連続監視し、水道水の安全性を確認しています。
水道水の水質検査では、微生物から化学物質まで多種多様にわたり、極微量レベルの測定が求められています。このため、広島市水道局では専門の検査部門を設置し、高性能の分析機器を整備するとともに、高度な分析に対応できる技術者を配置しています。

さらに、環境省が行う全国統一資料による精度管理に参加するとともに、(公社)日本水道協会が認定する水道水質検査優良試験所規範(水道GLP:Good Laboratory Practice)を取得し、より一層信頼される検査体制の確立を図っています。

水道水は、水系感染症(コレラ、チフスなど)予防のため、水道法により衛生上の措置としてすべてのじゃ口で塩素を0.1mg/L以上確保することが義務付けられています。
※水道水中の塩素は、配水池等での蒸発などにより、浄水場からじゃ口に届くまでの時間が長くなるほど少なくなります。
末端のご家庭のじゃ口まで塩素を確保できるよう、現在は経由する配水池等に塩素を追加する設備を整備して分散して注入することで、ご家庭の水道水に含まれる残留塩素濃度がなるべく低くなるよう塩素の低減化を進めています。

広島市水道局の定期検査結果は、全て基準値に適合しており、安心して水道水をご利用いただけます。
これらの水質検査結果については、3か月毎に集計し、広島市水道局のホームページで公表しています。加えて、検査結果は、年度ごとに「水質試験年報」を作成し、広島市水道局のホームページで公表しています。
水道局が安全な水道を届けるために様々な処理や検査をしてくれていることが分かったよ。
こうして作られた水道が我々の家の蛇口に繋がっているんだね。
最近よくニュースでPFOS(ピーフォス)やPFOA(ピーフォア)といった言葉を聞くけど、水質に関することなの?
PFOS(ピーフォス)とPFOA(ピーフォア)は、有機フッ素化合物(PFAS)の一種で、2000年代はじめごろまで、さまざまな工業で利用されていたんだ。 2009年以降、環境中での残留性や健康影響の懸念から、国際的に規制が進み、現在では、日本を含む多くの国で製造・輸入等が禁止されてるよ。
有機フッ素化合物は炭素とフッ素が結合した化合物の総称であり、1万種類以上あるといわれています。このうち、代表的な有機フッ素化合物であるPFOS及びPFOAは、撥水剤や泡消火剤などに広く使用されてきましたが、動物実験等により発がん性や肝機能障害など人の健康に影響を及ぼす可能性が指摘されたため、現在は製造や輸入が禁止されています。
また、PFOS及びPFOAは、近年の国内における検出状況と毒性評価を踏まえ、令和2年4月1日より水質管理目標設定項目に、令和8年4月1日より水質基準項目に引き上げられました。水質基準値は50ng/L※以下に設定されています。
水道局では令和2年度より、全ての浄水場の原水及び水道水において、年4回の頻度で、今年度は牛田、緑井及び高陽浄水場の原水において頻度を月1回に増やし、検査を実施しています。
これまで全ての検査場所でPFOS及びPFOAは不検出となっており、水道水の安全性を確認しています。
※50ng/L:50ナノグラムパーリットルとは25メートルプール1杯分の水に耳かき半分を入れた量に相当します。
