ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 技術部 > 設備課 > 浄水処理の流れ

本文

浄水処理の流れ

ページID:0001170 更新日:2025年2月26日更新 印刷ページ表示

水道の水は、取水場で川などから取り入れた水(原水)を浄水場へ送り、水質基準に適合した水(浄水)としたものです。
つまり、浄水場は原水の濁質や有害物質を取り除いて安全な水にする、浄水処理を行う場所であり、その意味で水道水の工場といえます。
浄水処理の方式にはいくつかの種類がありますが、牛田・緑井・高陽浄水場では急速ろ過方式を採用しています。

急速ろ過方式

まず原水の濁質をすばやく取り除くために、凝集剤を注入し、濁質を大きな塊(フロック)にして沈でんさせます。
この処理の後、上澄み水をろ過池で粗めの砂層に通し、濁質をきれいに取り除きます。
この方式は、原水の濁りが比較的高い場合でも有効で、少ない敷地面積で多量の水を処理することができます。

急速ろ過方式による浄水処理施設

急速ろ過方式の画像1
急速ろ過方式の画像2
急速ろ過方式の画像3

 
施設名 説明
取水口 川から水を取り入れるために、川岸に設置されている施設です。
沈砂池 取水場に届いた水の中の砂や土を沈めるための施設です。
取水ポンプ 取水場の水を浄水場へ送るための機械です。
着水井 取水場から送られた原水の水位を落ち着かせるための施設です。
薬品注入設備 浄水場に届いた水に含まれる濁質を凝集・沈殿させるため、凝集剤を入れる機械です。
混和池 凝集剤と水をよく混ぜ合わせるための施設です。
フロック形成池

凝集剤が注入された水を撹拌翼でゆっくりかき混ぜ、水中の小さな濁質を凝集させて大きな塊(フロック)にするための施設です。

沈でん池 フロック形成池で成長したフロックを沈めるための施設です。
ろ過池 沈でん池から入ってきた水を砂層に通し、沈でん池で沈まなかったフロックを取り除くための施設です。
消毒設備 次亜塩素酸ナトリウムを注入して水を消毒し、飲んでも安全な水にするための機械です。
浄水池 飲めるようになった水を浄水場内にためておくための施設です。
送水ポンプ 浄水場の水を高い場所にある配水池へ送り出すための機械です。
配水池 水を家庭や工場などへ配る前に一時的にためておく施設です。

 


  • 引越お客さま受付センター
  • インターネット申し込み
  • 各種お問い合わせ先
  • 申請様式等ダウンロード
  • よくある質問
  • キッズページ