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広島市の水源
わたしたちの家のじゃ口から出ている水道水の原料は何でしょう。
広島市では、太田川や土師ダム(江の川)の水を使って、水道水をつくっています。雨の少ない国では、海水からま水を作っているところもありますが、たいへんお金がかかります。
わたしたちの家のじゃ口から出てくる水は、浄水場という「水のクリーニング工場」でつくられます。
図をクリックすると、別ウィンドウで説明が出ます。
浄水場は、わたしたちの家庭や工場へ水を送りとどけるため、1年中、昼や夜、休日にも休むことなく働きつづけ、ここで働いている人は、交代で仕事をしています。
こうしてきれいな水がつくられ、わたしたちは安心して水を飲むことができるのです。
浄水場でつくられた水はポンプで山の上にある配水池という池に送られます。この池は広島市内に183か所もあり、わたしたちが使う量に合わせて、水を送っています。
配水池から送り出された水は、道路の下にある配水管という水道管を通っていきます。広島市の配水管をつないでいくと、約4,700キロメートルになります。
水は、配水管から給水管を通って、みなさんの家にあるメーターでその量をはかります。水道局は2か月に1回、このメーターを見て水道料金を集めています。
こうして、わたしたちの家のじゃ口をひねると水が出てくるのです。水道局には、このようなたくさんのしせつやせつびがあり、安全で安定した水をみなさんの家におくりとどけています。