広島市水道局は、被爆80周年事業として、広島電鉄株式会社様と株式会社中国放送様のご協力のもと「~未来へつなぐピースツアー~ 命の水と被爆電車 希望の光の物語」を開催しました。
市内を走る被爆電車に乗って、原爆が投下された後も水を送り続けた水道部職員や「一番電車」についての話を聞きながら、平和について考えました。
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開催日時 |
令和7年7月19日(土曜日)
令和7年7月23日(水曜日)
(各回)10時30分~正午ごろ |
参加者 |
広島市または安芸郡府中町・坂町に在住の小学生を含むこどもとその保護者(計57人) |
運行ルート |
(発)広島駅→(休憩)広電西広島→(着)原爆ドーム前 |
広島駅 出発
10時30分、被爆電車「653号」が出発しました。
車内ではまず、653号や被爆後の水道局に関する動画を視聴しました。そして、当時の水道部職員・堀野九郎さんが、原爆投下直後も広島の街に水を送り続けた様子を描いた紙芝居の読み聞かせを行いました。
広電西広島で休憩♪
11時過ぎ、広電西広島に到着し、ここで約30分の休憩をとりました。
電停のホームでは水道局職員が冷水サービスを行い、キンキンに冷えた水道水を振る舞いました。また、被爆電車との記念撮影や、外観・内装の見学など、みなさま被爆電車と触れ合う貴重な時間を過ごされていました。テレビの取材も行われ、インタビューを受けて嬉しそうに答える子や、恥ずかしそうにはにかむ子など微笑ましい光景も見られました。
原爆ドーム前 到着
終点の原爆ドーム前に到着するまでは、太田川放水路を渡る水道管の話や、原爆投下からわずか3日後に広島のまちを走り抜けた「一番電車」についての話をしました。降車後は、原爆ドームの前にてお土産をお配りし、ピースツアーを終了しました。
さいごに
イベントにご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
水道局では、これからも堀野九郎さんの話を語り継ぐとともに、「不断水」の歴史を守っていきます。